オフィシャルレポート北陸編

小雨がぱらついているけど、まずまずのお天気。

小樽の隣町である余市は、あの宇宙飛行士の毛利衛さんの故郷です。
その毛利さんを記念し建てられたのが「余市宇宙記念館」。
小さな頃は宇宙飛行士になりたいと思っていた僕は、北海道を訪れたらぜひ行きたいと思っていました。

自然豊かで歴史ある建物が並ぶ余市の街でひときわ目立つ立派な建物、この中には最先端の宇宙に関する展示物がたくさんあります。
スペースシャトル打ち上げ体験や実際に毛利さんが使ったというスーツや歯ブラシなども展示され、宇宙を身近に感じることができました。

「余市宇宙記念館」のお隣は道の駅「余市スペースアップル」です。
道の駅としては規模は大きくはないですが、余市を訪れたことを思い出に残せるような地元ならではの貴重な土産物がたくさんありました。有名な余市ワインは多くの銘柄が揃っています。

NHK朝の連続ドラマ「マッサン」の舞台として最近話題沸騰中の「ニッカウヰスキー 余市蒸溜所」も訪れました。

創業者である竹鶴政孝が、スコットランド出身のリタに支えられ、日本のウイスキーの歴史を作った場所であり、現在も蒸溜所は稼働し、工場見学もできます。

敷地内は、スコットランドの風景さながらで、広大な土地に西洋風の建築物が点在しているので、異国情緒が漂います。明治時代にはさぞかし先進的だったのでしょう。石炭で蒸溜しているポット、熟成させる樽が並ぶ倉庫、竹鶴政孝の自宅跡などを見学することができます。

見学後には、ウイスキーなどの試飲が可能です。成人になったばかりの彼女、初めてのお酒はここで体験しました。僕は運転なのでジュースをいただきました。初めてアルコールを飲んだ彼女の感想は「うーん、初めてだから美味しいかどうかわからないけど、なんとなく身体が温まって、また飲んでみたいかも」とのこと。これは意外にイケル口かも知れません。

余市から高速道路を通って一気に新千歳空港へ。ナビに目的地をセットしてドライブ。

楽しかった旅もいよいよ終わり。初めてで少し緊張した北海道ドライブでしたが、VICSのお陰で渋滞や交通規制にあうこともなく、予定通り空港に到着できました。

空港内3Fのフロアは、今年7月にリニューアルしたばかりで、北海道ならではのスイーツが所狭しと並んでいて、僕も彼女も大喜び!夢中でお土産を選びました。
今回は、彼女の二十歳の誕生日にとてもいい思い出ができたと思っています。
「来年も、再来年も、誕生日は二人でいろんな場所にドライブに行きたいね」と帰りの機内で、早速次の旅行の話で盛り上がりました。

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