オフィシャルレポート関西編

案の定、国立近代美術館付近で渋滞につかまってしまい、気づけばあたりも真っ暗に。
4.5kmという距離でしたが、1時間近くかかり、秋の京都の渋滞を味わってしまいました。この時期は本当に余裕をもった移動が必要ですね。

とはいえ、八千代さんに無事到着!門構えは老舗の風格を漂わせていて、お庭も丁寧に手入れがしてあり、雰囲気は格別です。今日は特別に個室を用意していただきました!実は予約の時間を少し遅れてしまったのですが、「この時期はかなり混みますからね」と、やさしく接してくれました。「かなり混んでしまうことを事前に知っていただき、時間に余裕を持ってお越しいただいて、気持ちよくお料理を食べてほしいですね」ともおっしゃっていました。

そして本日の旅のメイン、「ゆどうふ 竹の膳」が運ばれてきました!ここは大人らしく、かしこまっていただきたいと思います。なんてことはもちろんムリで、湯豆腐を前にみんなでピース!「いただきますっ!」

「湯豆腐おいしいーー!!」こんなにおいしいとは思っていませんでした!普段食べているお豆腐とはひと味もふた味も違っていました。聞いてみると、お付き合いのある豆腐屋さんから、毎朝特別に仕入れているのだそう。湯豆腐で有名な南禅寺周辺でも、数件のお店でしかお取り扱いがないそうです。

そして特筆すべきは、湯豆腐をつけるおだし。全員が「おいしい!」を連呼していました!ねぎや鰹節、のりやショウガなど、薬味を入れると、また違うおいしさが!ここのおだしは、できあいのものではなく、すべて八千代さんの料理人さんがてづくりでつくっているとのこと。材料は利尻昆布とお醤油と鰹節、あとはお水だけ。なんと一日50Lも作っているんだそうです。普段は朝から作るところを、この時期は他のお料理の仕込みにも時間が必要なので、なんと前日の夜11時から深夜を使って仕込んでいます。「仕込みの時間は短くできない」という料理人のプロ意識を感じました。ちなみにこの連休のために、3、4日前から調理場は24時間フル稼働だそうです。
今回いただいたお料理は、「ゆどうふ 竹の膳」。湯豆腐はもちろん、季節の八寸、胡麻豆腐や精進天ぷら、生湯葉も付いています。

温かい湯豆腐でお腹もいっぱいになり、そろそろ紅葉を見に出ようかと思っていると、「今出ると渋滞につかまってしまいますよ。もう少し待って、他のお客さんが帰るタイミングで行くのがベストですよ」と言っていただいたので、しばしの休憩。

ゆっくりさせていただいたところで、夜の紅葉を見に永観堂へ。渋滞している反対車線を横目に、スムーズに到着。ちょうど帰りのクルマが出たところに遭遇し、駐車場を探し回ることもありませんでした!

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