オフィシャルレポート北陸編

翌日はゆっくりめに起き、朝風呂もいただき、チェックアウトします。明るい時間の富山市内散策です。富山城趾は現在公園となっており、郷土博物館も併設された市民の憩いの場のようです。春には桜が奇麗だそうですよ。お城というと山の上など高いところにありそうですが、富山城は神通川の流れで自然の堀ができ、それほど高くない場所にあったようですね。

さて、富山市内に泊まったもうひとつの目的が路面電車。今でも現役で活躍しています。市内を走るのは古いタイプや最新のタイプなどさまざま。私にはよくわかりませんが、息子は路面電車が近づくたびに喜んで見ています。その路面電車に乗り込み、次の富山名物に向かいます。着いたのは、大喜 富山駅前店さん。そう。今日のお昼は富山ブラックラーメン。ご当地ラーメンとB級グルメの両方を兼ね備えたような真っ黒スープのラーメンです。果たしてどんなお味でしょうか?

ガイド本にも書かれてあるように、以前は労働者の塩分を補うために濃い味付けにしたというその真っ黒なスープは、見た目通り濃い味で、それだけでもご飯のおかずになりそうです。麺は太麺でこれまた食べ応えがあり、空腹を満たすのにもってこいといった感じです。特徴的なのはチャーシューがフツウのラーメンのように薄切りでなく、ゴロゴロと切ってあります。これを最初に混ぜて一気に食べるのが流儀だとか。味もスタイルもダイナミックですね。

富山駅前の富山駅特選館でお土産を買います。富山のお土産と言えば、代表的なのが鱒寿司です。子供たちも大好き。本場で買えばきっと美味しいはず!
お寿司とはいえ保存が利いて日持ちするので、帰ってからいただけますね。富山の方の中には数日置いたほうが美味しい、という人もいるとか。まるでカレーみたいですね。

最後の目的地は富山ポートラムです。ポートラムは通称で、正式には「富山ライトレール」というそうです。とても可愛らしい車両が市内から海の近くまで走っています。低い車両が特徴だそうで、お年寄りなどにも優しそうです。実際、市民の足として活躍しているのが乗ってみてわかりました。
乗り込んでみると、そこにはバスガイドのようなお嬢さん「アテンダント」さんがいました。ところどころでアナウンスしてくれたり、パンフレットを配ってくれたりしてくれます。ただ、1時間に1本程度の本数にしか乗っていないらしいのに、偶然そこに乗った私たちは超ラッキー!
可愛らしいアテンダントにやたら普段よりニコニコしていた主人にはどうかと思いましたけどね。

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