カーナビ徹底検証 Vol.27

ケンウッド彩速ナビで調布を出発し公園巡り

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実走テスト ステップ5

そして、ゴールの駒沢オリンピック公園へ

ナビが指示したルートは環状八号線を南下するというシンプルなもの。かつては連日激しい渋滞だった環状八号線ですが、鉄道と交差する踏切周辺を地下トンネル化するなどで以前ほどの混雑ではなくなりました。だから練馬から世田谷へ移動するのにあたって環状八号線を選ぶのは自然なことだと思います。

VICS表示によると周辺の一般道路が混雑している割には環状八号線の内回り(走行場所付近を南へ進む方向)の流れは順調のよう。確かに、スムーズに走れます。

しかし……ナビはVICS WIDEの交通情報を受けてリルートを実施。井の頭通り経由で環状7号線へまわるルートになりました。どうやら当初の案内では通る予定だった環状八号線の先で混雑が発生し、そこを迂回したほうが早く到着できると判断したようです。

もちろんナビの指示通りにルートを選択。井の頭通りもその先の環状7号線もスムーズに通過できたのは言うまでもありません。

ちなみにケンウッドのナビには「案内先読みガイド」という機能が搭載されています。この先の曲がる場所を教えてくれるもので、その場所までの距離と交差点拡大案内図が示されるから、信号待ち時などを活用し前もって曲がる場所を確認できるというわけです。こういう先読み機能が安心につながりますね。

環状7号線から246号線を抜けて、無事に駒沢オリンピック公園に到着しました。

VICS WIDEで画面に警報を表示

大津波や気象情報、そして火山噴火を加えた特別警報などをカーナビへ送る機能もVICS WIDEには備わっている。受信した情報は大津波や噴火であればポップアップで、激しい雨などは地図上にその範囲が表示される仕掛けだ。 MDV-Z904の大雨警報は、地図上にその範囲をひとめでわかる目立つ色で表示。「詳細」ボタンをタッチすれば詳しい情報を確認可能だ。

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