[VOL.8]日産フーガの純正ナビで最新の安全運転支援システム「DSSS」を体験【機種】日産フーガ 純正ナビゲーションシステム【区間】お台場→羽田空港、羽田空港→横浜みなとみらい
実走テスト
ステップ1:お台場から羽田空港を目指します。

最初の目的地は、羽田空港。日産のナビはタッチパネルとコマンドスイッチを併用しているのが特徴で、同じ操作でもタッチパネルとコマンドスイッチのどちらからもおこなうことができます。操作しやすさや好みに合わせて使い分けられるのが好印象ですね。50音や電話番号入力などがタッチパネルで、「決定」などをコマンドスイッチでおこなうと効率よく目的地設定がおこなうことができると感じました。画面が8インチワイドと大きいから、タッチパネル操作もしやすいですね。


推奨ルートとして、首都高速湾岸線を使うルートが表示されました。【他のルートを選ぶ】を押すと、推奨ルートのほか5つの候補ルートが表示されます。「有料優先」と「一般優先」それぞれに「推奨」が用意されているほか、有料道路優先でも「料金考慮」という時間と料金のバランスを重視したモードが用意されているのが親切ですね。
また、携帯電話を使って情報センターとの通信を行い、もっとも短い時間で目的地へ到着できるルートを案内する「最速ルート探索」というメニューも用意されています。
今回は、「一般優先(推奨)」のルートで羽田空港へ向かうことにしました。

フーガをはじめ日産の多くのナビには「カーウイングス」という通信機能が備わっていて、携帯電話を接続することで利用できます。今回は使いませんでしたが、オペレーターに接続してあいまいな情報から施設などを検索してもらい、目的地を遠隔操作で設定してもらうことも可能。たとえば、走行中にレストランに行きたくなった際には、オペレーターとの会話から条件に合ったレストランを探してもらい、そこをオペレーターに目的地として設定してもらうことなどができるのです。ナビを操作する必要がないからナビの扱いを楽にし、走行中でも安全に目的地設定ができるという面からもメリットが大きいといえます。