駅の近くへ戻って、レンタカーを借りることにした。
最初の目的地の道の駅「いながわ」を50音で検索して、目的地設定。ルートは5種類表示されるが、標準が無難だろう。
渋滞が嫌いな私は、VICSで詳細に道路状況を調べるのが習慣。
ルート上にほんの少し渋滞があるが、迂回するほどではないだろう。念のために調べた周辺の高速道路も問題なく流れているようだ。
およそ30分くらい走ると、地図上の赤い矢印線の渋滞箇所に入った。渋滞情報にあった通り、渋滞に差し掛かる。けれど、最初から渋滞が発生していると思えば、慌てることも、イライラすることもない。それを織り込んでもこのルートが最短なんだとわかっているからだ。
「あら、渋滞に入っちゃったわね」「うん、だけど2〜3分で抜けられるから大丈夫さ」情報どおりに数分で渋滞を抜け、クルマは山道へと進んでいった。
次の目的地は有馬温泉。関西の保養地として、全国的にも有名な温泉地だ。ただし、今回は日帰りでほんの少しだけ立ち寄ろうと思う。そこで見つけたのが、金の湯横に隣接する無料で楽しめる足湯、「太閤の足湯」だった。お店の方に伺うと、『15分ほど浸かるだけで全身ぽかぽかになります。毎日入りに来る地元の人も多く、「足や体が軽くなる」と評判です。』とのこと。
ほんの少しの有馬温泉との触れ合い、こんどはゆっくりと泊まりで来ることにしよう。