オフィシャルレポート関東編

6:00 朝も体に優しい温泉の恵みをたっぷりと

私はちょっと早起きして、大浴場「花背」へ。敷地内の源泉から引いた温泉は柔らかく、まろやかで、冷え性や神経痛や動脈硬化にもいいようです。広々とした内湯と風情のある露天風呂にのんびり浸かって「あ~、幸せ。」湯河原の温泉は湯冷めしにくいらしいから、湯上がりにマッサージチェアで更に体をほぐして、少しくつろいでから戻りましょう。

7:30 一品ずつ丁寧に料理された、体に良い朝食を満喫

昨日の夜にお腹いっぱいになったはずなのに、目の前に置かれた朝食を気がつけば食べてしまっている私たち。一品一品、だしの香りが違い、とても丁寧に料理されていることを感じました。「本当の和食を食べている感じがするね。」と、お父さん。ええ、そうね、私もそう思うわ。幸せな時間を過ごせていることを、しきりに実感します。

9:00 まるで絵画。スカイラウンジから眺める景観

チェックアウトまで時間が少しあったので、主人と広い館内を歩き、今朝の食事の際に薦められたスカイラウンジに行ってみました。そこは、美しい山並みの景観を切り取ったような大胆なレイアウトで、いつまで眺めていても飽きない居心地の良い空間でした。季節ごとに色を変える山々の新緑や紅葉の時期に、またここから眺めてみたいと感じました。

大浴場やスカイラウンジなど、各所に配されている、ぬくもりのある温かな光が灯るこの美しい照明は、よく見ると木彫でした。お話を伺うと長く大切に使い続けているが、現在はもう木彫の職人さんがいらっしゃらないので、非常に貴重とのこと。館内に飾られている掛け軸や絵画、調度品にも老舗ならではの素晴らしい逸品があり、さながら美術館のようでした。

9:30 ほのかに甘い香りが漂う、引き上げゆばの実演

準備を済ませ、2階のロビー横にある売店でお土産を買っていると、なんだか良い香りが。なんと引き上げゆばの実演をしていました!一枚一枚丁寧に引き上げられていくゆば。料理人さんの素早く優しい手つきに、お父さんも私も思わず見とれてしまいます。昨日の夕食でいただいたのだけれど、また食べたくなってしまいました。

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