VOICE ジャーナリストの声(実験開始前プレインタビュー)

2020/02/27

藤島 知子 さん

<プロフィール>
自動車ジャーナリスト/レーシングドライバー。
市販車からフォーミュラカーに至るまでジャンルを問わず、さまざまなレースに参加。2007年にはマツダロードスターレースで女性初のクラス優勝を獲得。
走り好きの目線と女性の目線の両方向から、カーライフ全般をサポートしている。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、日本自動車ジャーナリスト協会理事を務める。

VICSの活動に期待するメッセージ

時間帯、天候、交通規制などの影響を受けて、刻々と変化し続ける道路交通状況。
ドライブに出掛ける時は、カーナビの推奨ルートを頼りに走るものですが、時として予想外の混雑に出くわすことも。
これまでのVICS情報の場合、渋滞や交通規制などの情報を得るスポットが限られていましたが、2020年春から関東の1都6県でプローブ情報を活用したサービスの実証実験がスタート。
リアルタイムで有益な情報を得られるため、実質的な渋滞回避に結び付きます。
交通の流れ全体がスムーズになって渋滞が減れば、地球温暖化に繋がるCO2の削減効果も期待できますし、新しい道路に投資しなくても、既存の道路を有効に活用できるメリットがあります。

プローブ情報を活用した
道路交通情報サービスが叶える
交通社会へ期待するメッセージ

さまざまな道路を走っているクルマから、実際の所要時間など、より詳細なデータを得られるプローブ情報。
VICS情報はカーナビの目的地検索に利用されていますが、プローブ情報が活用されると、渋滞を避けて目的地に到達するルート検索の精度が増すことに繋がります。
交通集中が防げれば経済効果も見込めるし、毎日の通勤や旅行で移動のストレスが減って、時間を有効に使えることも嬉しいものです。
到着が遅れず、慌てずに済めば、事故のリスクも減らせるほか、凍結箇所でタイヤがスリップしたクルマの情報をもとに注意喚起を行うことも。
災害時には被災路線の特定や迂回路の所要時間も把握できて、救助支援に役立つ効果まで期待できるのです。