カーナビ徹底検証 Vol.30

ホンダ純正オプションVICS WIDE付ナビ
群馬方面へ歴史を辿るドライブ

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実走テスト ステップ3

音声入力を使って碓氷峠「めがね橋」を入力

群馬県の西側には、富岡製糸場のほかにも近代の歴史を振り返るうえで重要な施設がいくつかあります。そのひとつが碓氷峠にある「めがね橋」。

碓氷峠とは群馬県安中市と長野県軽井沢町の境にある峠で、江戸時代には五街道のひとつであり関東と信濃や北陸を結ぶ中山道として整備されました。
19世紀後半になり鉄道が整備されることになったのですが、あまりにも勾配がきつすぎるゆえに通常の機関車では登ることができず、スリップしないように線路の中央に設置した歯の付いたレールを歯車で噛んで進んでいく「アプト式」という特殊な仕掛けが採用された難所です。
イギリスの技術者の監修を受けたこともあり鉄製ではなくレンガ製のアーチ橋やトンネルがつくられ100年以上たった現在でもその美しい姿を見ることができます。今度はそんな「めがね橋」を目指して車を走らせましょう。

今回テストしたカーナビには音声認識機能が備わっていて、しかもハンドルにあるスイッチを押すだけ機能をスタートすることができます。試してみましょう。

「めがねばし」と発話するだけでしっかり認識し、候補地をリストアップしてくれました。
リストから選ぶだけで目的地設定は完了。操作がとても簡単なだけなく、音声認識のヒット率が高いことにも驚きです。
また、手で画面をタッチしなくて済む音声操作は走行中でも入力できるのが便利ですね。

そして、目的地に向う途中の立ち寄り地点として「横川駅」を追加することにしました。
【メニュー】から【ルート】【経由地編集】と進んでいき、経由地を選びます。

今回は【ジャンルから選ぶ】として【交通】【駅】そして50音順に並んだ駅名から横川駅を選択しました。

ルートも確認しておきましょう。30kmほどの道のりですが、そのうち約6割は高速道路ですね。

それでは出発しましょう。

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