よくあるご質問
VICSサービス
VICSとは何ですか。
「VICS」とは、Vehicle Information and Communication Systemの略で渋滞や交通規制などの道路交通情報をリアルタイムに送信し、カーナビゲーションなどの車載機に文字・図形で表示する情報通信システムです。
詳しくはこちらをご確認ください。
VICS情報を利用するのに契約や料金は必要ですか。
FM多重放送を利用する場合は、VICS対応カーナビの取扱説明書内に掲載されている「サービス契約約款」をご確認ください。(別紙で同梱されている場合もあります)
カーナビの買い換えや他車への乗せ換え、車検を受けた後に、再契約の手続きは不要で、引き続きご利用いただけます。
なお、ご利用のVICS対応カーナビがビーコンのみの対応カーナビであれば、契約は必要ありません。
また「視聴料330円(税込み)」はVICS対応カーナビ本体価格に含まれているため、直接支払うことはありません。
VICS情報の提供時間帯を教えてください。
VICS情報は、原則として24時間365日提供されています。
なお、保守点検のために第一、第三月曜日の午前1時から5時までの間に、VICS-FM多重放送が休止する場合があります。
VICS情報提供中断期間はこちらをご確認ください。
情報はどのくらいの間隔で更新されるのですか。
VICS-FM多重放送は5分間ごとに更新されます。
渋滞情報表示の見方を教えてください。
詳しくはこちらをご確認ください。
駐車場情報表示の見方を教えてください。
詳しくはこちらをご確認ください。
全国の駐車場情報提供数を教えてください。
詳しくはこちらをご確認ください。
文字による情報は、情報の内容が簡単すぎるように思います。もっと詳しくできませんか。
文字情報は運転の安全性から15文字×2行(30文字以内)の限られた字数でより認識しやすいように簡潔に表現しております。
震災の時など、通行止めなどの規制情報はどうやって調べているのですか。
交通管理者・道路管理者がそれぞれ通行止めなどの規制情報を収集し、VICS情報として提供しております。
なぜ、3つのメディア「FM多重放送」「電波ビーコン(5.8GHz帯)/ETC2.0」「光ビーコン」があるのですか。
また、発信している情報に違いはありますか。
多種多様な交通情報を効率よく届けるため、3つのメディアを活用しています。
各メディアの特性(提供内容)についてはこちらをご確認ください。
VICS車載機の出荷台数を教えてください。
詳しくはこちらをご確認ください。
VICSプローブ活用サービス
「VICSプローブ活用サービス」の対象地域を教えてください。
対象地域は全国です。
プローブ情報は、どこから入手(収集)しているのですか。
複数の国内大手自動車メーカーから入手しています。
大量のプローブ情報を処理することで、VICSセンターが提供する情報のタイムラグが増えるのではないですか。
VICSセンターがFM多重放送で提供している5分間隔で情報更新可能なデータ量に編集して配信しています。
「VICSプローブ活用サービス」での道路交通情報の提供方法を教えてください。
VICS/VICS WIDE対応カーナビに対して、FM多重放送にて情報提供します。
「VICSプローブ活用サービス」を使うにはどうすればいいですか。
現在使用中のVICS/VICS WIDE対応カーナビで情報を利用できます。
提供する道路交通情報の種類を教えてください。
渋滞度情報、部分渋滞情報、代表リンク旅行時間、方向別リンク旅行時間の4種類のデータを提供します。
従来VICS対応カーナビとVICS WIDE対応カーナビで利用できる情報に違いはありますか。
VICS対応カーナビであれば「渋滞度情報」(渋滞や順調など)を利用できます。今まで提供がなかった場所に「渋滞度情報」が増えたことをご体感いただけます。
VICS WIDE対応カーナビの場合、今まで提供がなかった場所の「渋滞度情報」に加えて、「代表リンク旅行時間」、「方向別リンク旅行時間」も利用できるようになり、カーナビが計算するルートの渋滞回避や、到着予想時間の精度があがることが期待されます。
プローブ情報から生成した道路交通情報はカーナビでどのように表示されますか。
プローブ情報から生成した交通情報でも、従来のVICS情報と同様の色で表示されます。表示色および線種はカーナビメーカの仕様によります。
ユーザーにとって、どのようなメリットがあると想定していますか。
精度の高い交通情報を得られる道路が拡大されることにより、よりスムーズなドライブが望めるようになると考えております。
実証実験からVICSプローブ活用サービスに移行したことで、機器の追加や設定変更などは必要ですか。
その必要はございません、現状のままご利用いただけます。
これまでは「順調」を常時表示していれば、順調・混雑・渋滞のいずれかが常に表示されていましたが、最近道路によって渋滞情報がついたり消えたりするようになったのはなぜですか。
VICSプローブ活用サービスによる効果です。従来路側のセンサがあるところしか渋滞情報提供できていませんでしたが、プローブ情報を収集できる車両が走行しているところであれば渋滞情報を提供できるようになりました。プローブカーが走行したとき、その道路に対して渋滞情報を提供できるようになりました。
詳細は「VICSプローブ活用サービス」スペシャルサイトをご覧ください。
FM多重放送
FM多重放送とは何ですか。
FM多重放送の特性(提供内容)についてはこちらをご確認ください。
FM多重放送が受信できません。
VICS対応カーナビのアンテナの設置や接続・設定をご確認ください。
受信地点(自車位置)が、山の近くや谷部、建物の影、FM基地局から離れた場所などでは、NHK-FMの番組の音声が聞こえている場合でも、FM多重放送が受信できない場合があります。
全ての地域で受信ができない場合は、車載機側の問題も考えられますので、各車載機の製造販売メーカーのお客様窓口へお問い合わせください。
また、エリア別のFM多重放送の周波数はこちらをご確認ください。
これまでFM多重放送を受信できていたのに、突然受信できなくなりました。
FM多重放送は定例休止日を除き、24時間365日情報を提供しています。
FM多重放送定例休止日はこちらをご確認ください。
また、車載機側の問題も考えられますので、各車載機の製造販売メーカーのお客様窓口へお問い合わせください。
FM多重放送では、渋滞回避最適自動ルート案内はできないのですか。
VICS WIDE対応カーナビであれば、FM多重放送のみでも渋滞回避最適自動ルート案内が可能です。
VICS対応カーナビの場合には、電波ビーコンまたは光ビーコンが必要となります。
タイムスタンプの時刻が現在時刻と違っています。
VICS対応カーナビに表示されるタイムスタンプは、現在時刻や受信時刻ではありません。
FM多重放送では、VICSセンターが交通情報を処理した時刻を、ビーコンでは道路管理者や交通管理者が情報を送信した時刻を示しています。
このタイムスタンプにより、その交通情報が「いつの時点のものか」を確認することができます。
FM多重放送を受信するための周波数を教えてください。
周波数はエリアごとに異なります。
エリア別のFM多重放送の周波数はこちらをご確認ください。
2022年にVICS-FM多重放送の電波が止まったと聞きましたが、本当ですか。
FM多重放送の電波そのものが停止したわけではありません。
2022年に停止したのは、旧タイプのVICS対応カーナビ向けに使われていた伝送方式の配信です。
伝送方式
最初から車に付いているカーナビなので型番がわかりません。
車に初めから装着されていたカーナビについては、お車の車検証情報から旧方式に該当するかどうかを判断いたします。
以下の3項目をご確認のうえ、お問い合わせください。
(1) 車種名
(2) 初年度登録年
(3) 型式
自分のカーナビが対象機種(旧方式)だとわかった場合は、どうすればいいですか。
旧方式と新方式のFM多重渋滞情報の伝送方式は、2022年4月1日以降、新方式に統一しました。
また文字情報・簡易図形情報・規制情報、障害情報、駐車場情報等のFM-VICS情報については影響ございませんので、旧方式でもその後もご利用いただけます。加えて、目的地までの経路探索、誘導等のカーナビ基本機能についても引き続きご利用いただけます。
「デジタル地図表示」とは何ですか。
カーナビに表示される地図画面です。
カーナビで使用されている地図はデジタル化されているため、「デジタル地図」と表現しています。
この地図には、渋滞情報・交通規制情報・障害情報・駐車場情報など、さまざまな交通情報が表示されます。
「ビーコン」とは何ですか。
「FM多重放送」のほかに、道路交通情報を受信する手段として「ビーコン」があります。
ビーコンは、自車位置をもとに進行方向の道路交通情報を提供するもので、以下の2種類があります。
(1)光ビーコン:一般道に設置
(2)電波ビーコン:主に高速道路に設置
いずれも、道路上に設置されたビーコンアンテナから、カーナビなどの車載機に向けて交通情報を送信しています。
VICS WIDE
VICS WIDEとは何ですか。
従来のFM多重放送との違いを教えてください。
VICS WIDEは、従来のFM多重放送に加えて、より安全で快適な道路交通情報を提供するためにサービス内容を強化した仕組みです。
主なサービス
(1)最新の渋滞情報を反映したルート検索と動的経路案内
(2)よりきめ細かな交通情報の提供
(3)気象などの特別警報をポップアップ表示
(4)大雨エリアを地図上に表示
詳しくはこちらをご確認ください。
VICS WIDEサービスを利用するにはどうしたらいいですか。料金は必要ですか。
VICS WIDEサービスのご利用には、VICS WIDE対応カーナビが必要です。
「視聴料330円(税込み)」はVICS WIDE対応カーナビ本体価格に含まれているため、直接支払うことはありません。
VICS WIDE情報はどのくらいの間隔で更新されますか。
従来同様、5分毎に更新されます。
電波ビーコン(5.8GHz帯)/ETC2.0
「電波ビーコン(5.8GHz帯)/ETC2.0」とは何ですか。
ETC2.0の機能と従来の電波ビーコンとしての交通情報配信機能の両方の機能を持った仕組みのことです。通信性能向上により安全運転支援機能などにも対応しています。
渋滞回避支援、安全運転支援、インターネット接続とはどのようなサービスですか。
渋滞回避支援とは、県境を越える広域な高速道路や様々なルートが考えられる都市圏内の高速道路の道路交通情報をITSスポットでリアルタイムに配信することです。これにより、カーナビが最速のルートを検索し、その時々の最新情報に従った最速ルートが賢く選択され動的経路誘導も行うことができます。安全運転支援とは、ドライブ中のヒヤリを減らすため事前に注意喚起情報の提供を行うことです。インターネット接続とは、サービスエリアや道の駅などにおいて、カーナビからインターネットに接続することです。サービスの詳細は国土交通省のETC2.0ホームページをご覧ください。
「電波ビーコン(5.8GHz帯)/ETC2.0」の対象地域を教えてください。
高速道路上を中心にITSスポットを全国約1,800箇所に設置し、サービスを提供しています。
詳しくはこちらをご確認ください。
電波ビーコン(5.8GHz帯)/ETC2.0の利用方法を教えてください。
電波ビーコン(5.8GHz帯)/ETC2.0に対応したカーナビに対応車載器を接続することで利用できます。
対応カーナビがない場合でも、対応車載器では音声サービスを利用することができます。
なお、電波ビーコン(5.8GHz帯)/ETC2.0サービスは既存のVICS対応カーナビやETC車載器のみでは利用することができません。
電波ビーコン(5.8GHz帯)/ETC2.0を利用するのに契約や料金は必要ですか。
電波ビーコン(5.8GHz帯)/ETC2.0の利用には、契約や料金は不要です。
対応カーナビに対応車載器を接続することで利用できます。
ETC2.0(電波ビーコン5.8GHz帯)対応車載器でDSSSのサービスは受けられますか。
ETC2.0(電波ビーコン5.8GHz帯)対応車載器でDSSSのサービスは受けられません。
ETC2.0(電波ビーコン5.8GHz帯)対応車載器で光ビーコンも受信できますか。
ETC2.0(電波ビーコン5.8GHz帯)対応車載器では光ビーコンは受信できません。光ビーコンの情報を受信するにはビーコンユニットが必要になります。
SA/PAや道の駅に設置されているITSスポットは何ですか。
SA/PAや道の駅などに設置されているITSスポットを利用してインターネット接続が出来ます。周辺の観光情報などの閲覧が可能です。
※一部の機種で実現
電波ビーコン(5.8GHz帯)/ETC2.0サービスの「安全運転システム」と「DSSS(安全運転支援システム)」の違いを教えてください。
電波ビーコン(5.8GHz帯)/ETC2.0サービスは主として高速道路にDSSSは一般道に設置されます。電波ビーコン(5.8GHz帯)/ETC2.0サービスには、道路上の落下物や見えない渋滞の注意喚起、天候の画像表示などの安全運転支援機能が備わっています。DSSSには信号見落とし防止支援システム、出会い頭防止支援システムなどの安全運転支援機能が備わっています。
光ビーコン
ビーコンの下を通過しても、VICS情報を受信できません。
道路上のビーコン機器には、レベル1(文字表示)やレベル2(簡易図形表示)のポップアップをしないタイプもあります。
VICS対応カーナビでタイムスタンプの時刻が更新されていれば、レベル3(地図表示)の情報を受信しています。
光ビーコンの設置場所を教えてください。
詳しくはこちらをご確認ください。
TSPS
TSPS(信号情報活用運転支援システム)とは何ですか。
TSPS(信号情報活用運転支援システム)は、「Traffic Signal Prediction Systems」の略称で、光ビーコンから取得した信号情報を用いて、信号交差点を円滑に通行するための運転を支援するシステムです。
主なサービス
(1)信号通過支援
(2)赤信号減速支援
(3)発進遅れ防止支援
詳しくはこちらをご確認ください。
TSPS(信号情報活用運転支援システム)のメリットを教えてください。
無駄な加速や急な減速をおさえ、ゆとりを持った安全でスムーズな走行やエコドライブによるCO2削減が期待できます。
TSPS(信号情報活用運転支援システム)の仕組みを教えてください。
光ビーコンから取得できる信号情報と、自車の位置や速度の情報を用いて車載機が交通状況や運転シーンに応じた適正な速度や情報の提供を行う仕組みです。
TSPS(信号情報活用運転支援システム)サービスはどこで受けられますか。
詳しくはこちらをご確認ください。
TSPS(信号情報活用運転支援システム)サービスは対象路線であれば24時間受けられますか。
サービスは24時間利用できますが、故障や点検などにより一時的に運用を停止する場合があります。
また、光ビーコンとの通信タイミングなどによってはサービスを受けられない場合もあります。詳細については、お使いの車両メーカーや車載機メーカーにお問い合わせください。
TSPS(信号情報活用運転支援システム)対応カーナビはどこで購入できますか。
車両メーカー・車載機メーカーへお問い合わせください。
DSSS
「DSSS(安全運転支援システム)」とは何ですか。
DSSSとはDriving Safety Support Systemsの略で、道路に設置された光ビーコンから危険因子(例えば、渋滞末尾への追突事故が多発する場所での渋滞)の情報が受信機能を備えた車載機(VICS対応カーナビ)に送信され、カーナビの画面上に簡易図形を表示し、受信音を発することによりドライバーに情報を伝えるシステムです。ゆとりある運転環境を作り出すことにより、交通事故を未然に防止することを目的としています。
※本サービスは2027年3月31日をもって運用終了となります。
「次世代安全運転支援(DSSS)システム」とは何ですか。
自車の走行状態に応じて、カーナビが情報提供の要否を判断するDSSSです。
本サービスは2027年3月31日をもって運用終了となります。
従来のDSSS(安全運転支援システム)と次世代安全運転支援(DSSS)の違いを教えてください。
従来のDSSSは自動車の走行状態とは無関係にすべてのVICS対応カーナビに情報を表示します。
次世代DSSSは、自車の走行状態(走行速度やブレーキ作動の有無等)に応じて、例えば渋滞車列への追突の危険性を判断し、危険性がある場合は専用のVICS対応カーナビに情報を表示します。
※本サービスは2027年3月31日をもって運用終了となります。
次世代安全運転支援システム(DSSS)はいつから運用開始になったのですか。
2011年7月1日から運用を開始しました。
※本サービスは2027年3月31日をもって運用終了となります。
DSSS(安全運転支援システム)のサービス提供場所はどこですか。
警察庁のWebサイトをご確認ください。
※本サービスは2027年3月31日をもって運用終了となります。
DSSS(安全運転支援システム)を利用するにはどうしたらいいですか。料金は必要ですか。
従来のDSSSはVICS対応カーナビにビーコンユニットを接続していただくことで、ご利用いただけます。次世代DSSSは、DSSS対応カーナビにビーコンユニットを接続していただくことで、ご利用いただけます。
また、利用料金はかかりません。
※本サービスは2027年3月31日をもって運用終了となります。
DSSS(安全運転支援システム)の運用時間は24時間ですか。
24時間運用していますが、故障、点検などにより運用を停止していることがあります。
※本サービスは2027年3月31日をもって運用終了となります。
DSSS(安全運転支援システム)は二輪車も同じサービスを受信できますか。
現在、DSSS対応カーナビは四輪車の車内への設置を前提としており、二輪車に取り付けることはできないため、二輪車ではサービスを受けられません。
※本サービスは2027年3月31日をもって運用終了となります。
安全情報が提供される場所では、後方確認などは省略できるのですか。
DSSSの提供情報はあくまでゆとりある運転を行うための参考情報であり、後方確認などの安全確認は必ず行ってください。
※本サービスは2027年3月31日をもって運用終了となります。
DSSS(安全運転支援システム)は警察がやっているのですか。
路側機器については、各都道府県公安委員会が設置し、管理しています。
※本サービスは2027年3月31日をもって運用終了となります。
どうやって歩行者、車を検知しているのですか。
センサで検知しています。
※本サービスは2027年3月31日をもって運用終了となります。
DSSS(安全運転支援システム)が使える機種が知りたい。
自動車メーカーにお問い合わせください。
※本サービスは2027年3月31日をもって運用終了となります。
カーナビ
カーナビの操作や設定、修理、ビーコン接続などについて教えてください。
カーナビの操作方法や設定、故障時の修理、地図のバージョンアップ、ビーコンの対応可否などについては、お使いのカーナビメーカーのお客様窓口、または純正ナビの場合は車メーカーのお客様窓口へお問い合わせください。
CDやFMラジオを再生していないと、FM多重放送を受信できません。
一部のカーナビはFMチューナーを1つしか搭載していないため、CDを再生している場合や特定のFM放送(例:NHK)を聞いていないと、FM多重放送を受信できない仕様になっています。
詳しくは、お使いのカーナビメーカーのお客様窓口、または純正ナビの場合は車メーカーのお客様窓口にお問い合わせください。
その他
渋滞情報や規制情報が現状と異なるのはなぜですか。
VICS情報は、情報の収集・通信・処理に一定の時間を要するため、VICS対応カーナビに表示されるまでに約5~10分のタイムラグが発生します。
ただし、常に現状と大きく異なる情報が表示される場合は、システムや受信に問題がある可能性がありますので、お問い合わせください。
VICSリンクとは何ですか。
VICSリンクとは、道路交通情報を配信する際に道路の位置を特定するための識別子です。道路を交差点間などの情報提供単位で区切り、一定の方式で符号を付けています。
このVICSリンクに基づいて道路交通情報を提供することで、VICS対応カーナビに、地図画面上で正確な情報を表示できる仕組みになっています。
VICSリンクは毎年更新されますか。また、古い地図でもVICS情報は表示されますか。
VICSリンクは新規道路や道路形状などが変わった道路に対して毎年追加・更新をしています。変更がない道路は変わりません。
従って、道路が全く変わっていなければ古い地図を使っていてもVICS情報を表示できます。追加・更新されたVICSリンクは新しい地図でないと表示できませんが、更新後3年間は従来のVICSリンクでも情報提供しますのでVICS情報を表示できます。
リンク旅行時間とは何ですか。区間旅行時間との違いは何ですか。
リンク(道路の交差点間などの一定の区間)の通過に要する時間を意味し、渋滞回避等の最適自動ルート案内に活用されています。
なお、「区間旅行時間」は、特定の地点AからBまでの、およその到達所要時間を意味します。
VICS対応カーナビを見ながら運転すると危なくないですか。
VICS対応カーナビは、「一般社団法人 日本自動車工業会」で策定された安全に関するガイドラインに基づいて設計されています。
運転中は、ドライバーが運転に集中できるよう、詳細な情報は表示しない、操作できる機能を制限するなど、安全性に配慮した基準に従っています。
携帯電話やパソコンでVICS情報を入手できませんか。
VICSセンターからは直接提供しておりませんが、規制緩和によりVICS情報の提供ができるようになった民間情報提供事業者から、携帯電話やパソコンで受信・表示が可能なVICS情報が提供されるようになっています。
渋滞回避で細い道に車が集中し、問題はありませんか。
VICSの対象道路は県道以上の幹線道路であり、安全上の理由から抜け道は対象にしていません。また、VICS対応カーナビはガイドラインに基づき、概ねすれ違いが可能な道路を経路に含めています。
さらに、渋滞緩和は車の1割がルート変更するだけで効果があるとされています。FM多重放送の情報は約5分ごとに更新されるため、経路も随時見直されます。
現在の道路交通状況を教えてください。
JARTICのWebサイトをご確認ください。