カーナビ徹底検証 Vol.23

都庁からスカイツリー、そして品川へ
イクリプスナビで都内を巡る

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実走テスト ステップ4

そして、品川シーサイドでゴール

走り始めると、混雑回避のために当初とは大きく異なるルートを表示した理由が分かりました。流れがとてもスムーズなのです。
取材日は道路が混みがちな年末。そしてどんどん渋滞が増えていく夕方にさしかかろうというタイミング。ナビがVICS WIDEの情報を反映して都心を迂回するルートを指示したのは賢明な判断だと思います。その上、新たに示されたルートは交差点での右折や左折が少なく、とても運転しやすい道程でした。

東京スカイツリーを出発したクルマは、そのまま直線的に南へ向かい、海沿いを走る国道357号線へ合流。
357号に入っても流れは驚くほどスムーズです。

お台場からは昨年春に開通したばかりで新しい海底トンネルをくぐり、大井埠頭付近に到着。ここから品川シーサイドまではやや分かりにくい道ですが、ナビがしっかりとサポートしてくれました。そういえば、1年以内に開通したばかりの新しい道路(海底トンネル)がしっかり地図に反映されていたのもありがたいですね。今回試したナビは、スマホなどへのWiFi接続で地図更新ができる機能も備えているので気軽に地図のバージョンアップがおこなえるのもうれしい特徴です。

驚くほどスムーズに品川シーサイド駅に到着することができました。

警戒エリアが目立つ緊急情報の表示

FM電波を通じてVICSセンターからカーナビへ送られる「緊急情報」や「気象・災害情報エリア」。イクリプスの「AVN-D7W」でも緊急情報(気象・津波・火山噴火(地震を除く)の特別警報を受信した際は、その内容が画面上にポップアップ表示される。
その際はいったん表示が消えても、画面左中央に表示される「緊急情報放送中」に触れると一度表示した緊急情報をサイド表示することができるのも特徴だ。
大雨エリア情報を受信した際は画面上に該当エリアを示すが、イクリプスの地図表示は赤く目立つように強調されるので一目瞭然である。また、情報を受信した際は降雨エリアを回避するルートを検索できるようになっているのも機能的だ。

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