カーナビ徹底検証 Vol.31

大雪の東京を抜けて、
三菱自動車のVICS WIDE対応ナビと房総へ

バックナンバーへ

実走テスト ステップ1

新宿から九十九里浜へ

今回のように大雪の日の取材は、非日常の状況でVICSがどう機能するかを確認するチャンスです。
もちろんクルマはスタッドレスタイヤを装着しているので雪道でも問題ありません。

今日は、九十九里浜まで出かけて太平洋を見に行くことにしました。
目的地として最初に設定するのは、「上総中野(かずさなかの)」という鉄道の駅。レトロな駅舎が有名で、小湊鉄道やいすみ鉄道といった鉄道ファンに人気のあるローカル線の駅です。

まずは50音入力で「上総中野駅」を設定しました。
途中まで入力すると予測候補が現れるので、最後まで入力する必要がないのが便利ですね。

しかし、このルートだと房総半島を半分横切るだけになってしまうので、海沿いの風景を楽しむことができません。ドライブとしてはなんだか物足りないですよね。
そこで、九十九里浜にある「白里海岸」を立ち寄り地点として設定することにしました。
メニュー画面から【目的地/ルート】を選び、【行き先の追加・修正】で立ち寄り地点を入力します。

検索に「白里」まで入力したら「白里海岸民宿組合」が予測候補にリストアップされたので、その場所を表示し、位置を海沿いの地点に修正して海に向かうことにしましょう。

ちなみにルートは、最初から「有料優先」や「一般優先」など複数のルートを検索できるほか、案内中でも【目的地/ルート】から簡単に優先する道を切り替えてルート再探索ができます。また、この先の道を変更する「迂回路検索」も用意しており、ドライバーをサポートします。

それでは出発!
……と思ったら、ナビ画面に「周辺の道路状況が変わりました」という案内が流れ、新しいルートが提案されました。

VICS システムは、クルマの流れをリアルタイムで把握して区間ごとの通過時間をデータ化していて、VICS WIDE対応ナビはその情報をもとに目的地までできるだけスムーズに到着できるルートを自動で案内してくれます(光ビーコンや電波ビーコンでは従来VICSサービスでも提供しています)。
まさに今、周辺の道路の混雑状況などが変化したために、よりスムーズに通れる道をナビが探してくれたのでした。
出発早々にVICS WIDEならではのメリットが出ましたね。

この記事をみんなにシェアしよう
  • TWEET
  • SHARE