カーナビ徹底検証 Vol.36

クラリオンのVICS WIDE対応カーナビ
アクアラインを超えて東京縦断

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実走テスト ステップ2

一般道を通って袖ヶ浦海浜公園へ

スタート場所は富津岬。房総半島の最も西側に位置する場所で、その先には明治から大正にかけて外国船の侵攻から東京を守るために作られた「海堡(かいほう)」と呼ばれる砲台を配置した海の人工島(洋上要塞)もある場所です。
ドライブスポットとしては、先端に立つと周囲180度以上に海を見渡せ、遠くは富士山まで見える絶景が自慢。そんな風景を見るためにわざわざ訪れる価値がある場所です。

それでは出発しましょう。
目的地の袖ヶ浦海浜公園までは約19kmの道程です。

地図はシンプルなのが印象的ですね。必要最小限の情報だけを表示するので、見やすさを感じます。
画面を「ナビゲーション」「オーディオ」「ツール」「アプリケーション」に4分割し、それぞれの大きさや位置を変更できるのが「Quad View」の特長。その必要に応じて表示情報を変更できるメリットを活かし、地図画面は見やすさを重視したシンプルな構成になっているのでしょう。もちろん、地図を画面いっぱいに表示することもできます。

道路上にある案内標識と同じものが、地図画面上にもポップアップ表示されます。自分の進むべき方向が黄色く塗られるのが分かりやすいですね。

交差点拡大図は画面右半分を使って表示。右下には曲がる場所までの距離の目安も示されます。
また、レーンが複数ある場所ではその案内も教えてくれます。どの車線を通ればいいか悩まずに済むから、はじめての道でも心強いですね。

ルート案内中は、右上に「次に曲がる場所までの距離と曲がる方向」が常に表示されます。知らない道を走る時は「次に曲がる場所」が大切ですから、これもまた心強い。 画面下中央には現在地周辺の地域名も表示されます。

画面下中央には、場所によってはレーン案内も表示。嬉しい配慮です。

踏切を通過するとき、画面上に踏切の標識が示されることに気が付きました。これは周囲が見えにくい夜などに知らない道を走る際、踏切の位置を把握できるので特に役立つことでしょう。

ゴールが近づいてきました。
道案内がわかりやすいので、スムーズに運転できた気がします。

目的地の袖ヶ浦海浜公園に到着。検索した目的地に設定した場所はゴールドのチェッカーフラッグ、そこへもっとも近いクルマで寄せられる場所が一般的なチェッカーフラッグで表示されています。これなら、クルマを停めてから「行き先はどこ?」と迷わずに済みますね。とても親切な機能です。

袖ヶ浦海浜公園は海の見えるのんびりした公園。
木更津や袖ヶ浦を訪れたときは、ぜひ立ちよりたい場所です。

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