光ビーコン
光ビーコンは、幹線道路(約33,000箇所)上に設置されており、進行方向の前方30km、後方1kmの主に一般道路の道路交通情報を提供しています。
受信エリアはビーコンの手前3.5m程度で、主に進行方向の情報を取得できます。
主な提供情報
- 渋滞情報
- 所要時間情報
- 交通規制情報
- 交通障害情報
- 駐車場情報
光ビーコン設置路線
TSPS(信号情報活用運転支援システム)
TSPS =
Traffic Signal Prediction Systems
信号交差点を円滑に通行するための運転支援システムです。光ビーコンから取得できる信号情報と、自車位置や速度などの情報をもとに車載器が交通状況や運転シーンに応じた適正な速度や情報の提供を行っています。
この運転支援システムにより、無駄な加速や急な減速をおさえ、ゆとりを持った安全でスムーズな走行やエコドライブによるCO2削減が期待できます。

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信号通過支援
推奨速度がカーナビに表示されます。これによりスムーズに交差点の通過が可能です。
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赤信号減速支援
進行方向の状況に応じて、減速情報がカーナビに表示されます。早めのアクセルオフにより緩やかな減速が可能です。
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発車遅れ防止支援
信号が赤から青に変わる残り時間情報がカーナビに表示されます。これにより交差点でのスムーズな発進を促します。
TSPS(信号情報活用運転支援システム)の支援サービスをご利用いただくには、TSPS対応車載機が必要です。
DSSS(安全運転支援システム)
- DSSS(安全運転支援システム)は、2027年3月31日に運用を終了します。
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警察庁交通局交通規制課「光ビーコンを活用した安全運転支援システム(DSSS)の運用終了について」