オフィシャルレポート北陸編

こんな時くらいもっと早く起きてくれればいいのに・・・と、ぐちぐち言ってもしかたがありません。主人は昨日も遅くまでお仕事していたんですから、いつもご苦労様です!
それでもなんとか簡単に朝食を済ませ、我が家を出発します。

といって乗り込んでも、スタートしません。愛車VWゴルフ・トゥーランのカーナビで目的地設定の後、VICS情報をチェックしている様子。案の定すでに渋滞が始まっています。
でも、「どーせ混んでるからね」と逆にリラックスムード。渋滞情報がわかるって、心に余裕もできるものですね。

混んでいる関越道をノロノロと走り続け、ちょうどお昼くらいに寄居PAに立ち寄りました。「武州豚フランク」を目にした子供たちはどうしても食べたい!と言い張ります。まあ、時間もちょうどいいので、ここでお昼にしましょう。
フランスパンに武州豚フランクを挟んだ「武州豚ドック(380円)」と同じく武州豚フランクを使用した「深谷ネギドック(430円)」をいただきます。
武州豚フランクは濃厚な豚肉の味がフランスパンに染み込み、どこか懐かしいようなシンプルな味わい。深谷ネギドックはちょっと甘めの醤油味に仕上げた深谷ネギがこれまた豚肉との愛称バツグンで、もっとパンが欲しくなるくらいでした。

その後、いつの間にか渋滞も解消し、主人は淡々と運転を続けます。関越道から上信越道へ入ったまでは覚えているのですが、そのうち私はいつのまにか夢の世界へ・・・。少し外が騒がしいなと、気づくと雨が降っていました。けれど、遠くのほうには日が射しています。そしてそこには奇麗な虹がかかっています。
写真にうまく撮れなかったのが残念ですが、道路の右側に虹の右端が、左側には虹の左端ができていました。そうです、虹のトンネルをくぐり抜けたんです。まるで昔好きだった唄の歌詞みたい。ちょっと感動しました。

VICSが故障車の情報を提供してくれています。事前にわかるから安心して走れますね。その後、クルマは上越JCTから北陸道へ入ります。

北陸道を黒部インターで降り、一般道を20分ほど走り、宇奈月駅に到着。本日のお目当てであるトロッコ電車の切符を買ってホームへ向かいます。ホームには電車というにはとても可愛い、流行りの「ゆるキャラ」みたいな顔をした「黒部渓谷トロッコ電車」が待っていました。記念写真をパチリと撮って、客車に乗り込みます。

黒部渓谷は紅葉が始まったくらいでちょうどいいタイミングでした。ダムに架かる橋や、ライン川沿いのお城を思わせる新柳河原発電所など見どころ満載で飽きません。美しくも時には厳しさも見せる大自然の中に、人間が作った構造物がこんな山奥深くにもあるということが、普段ただ便利を享受している子供たちにも何かを考えるきっかけになったかしら?
毎日自然にご飯が出てくるんじゃないってことを少しはわかってくれるといいのですけどね。

ちなみにトロッコ電車の車内放送はどこかで聞いたことがある声だと思えば、女優の室井滋さんでした。富山県出身なんだそうです。

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