カーナビ徹底検証 Vol.29

日産のVICS WIDE対応ナビ
冬の三浦半島を縦断

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販売店オプションのナビも大画面が選べる時代

byライター工藤貴宏

かつて、ディーラーで装着する「販売店オプションナビ」は、車両に用意されたナビ装着用の既定の大きさである「2DINサイズ」、もしくは少し横幅を広げた「ワイド2DINサイズ」しかありませんでした。画面サイズは7インチです。
しかし昨今、そんな事情が大きく変わっています。周辺のパネルを車種専用に作ることで、大画面のナビの装着を可能としているのです。

例えばセレナでは、今回の試乗車には9インチと大きな画面のナビが組み込まれており、画面が大きいから地図が見やすくて操作性も良好。値段を考えても大画面のナビは選ぶメリットが大きいと感じました。

もちろん、ナビ機能に不足ありません。今回試したMM516D-Lは日産の純正ナビラインナップの中でも上位機種と位置付けられるもの。
スマホ連携の対話型音声入力など先進機能に加え、3年間3回無料の全地図更新や1年間無料のオペレーターサービスも付随しています。10年間は通信料がかからずに使い放題の通信ユニットまで標準装備していることに驚きました。

かつて、「販売店オプションナビ」はメーカーオプションや用品ナビに比べて機能がシンプルというイメージがありましたが、最新のナビではそうではないことを改めて認識した取材となりました。

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